スチールブックは収集したくなりますよね…..「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」

映画をDVDやBlu-rayで視聴することも多いのですが、最近、耳にするのがスチールブック。

 

何のことかわからなかったのですが、要は、Blu-rayディスクを金属製のケースに収めているんですね。

 

普通のプラスチックケースと違って、パッケージデザインとか質感とか、そのあたりが全然違うようなんです。

 

そこでスチールブックを収集している方、コレクターも結構いるみたいです。

 

そのスチールブックの棚を披露されている写真を目にする機会も増えてきた気がします。

 

 

 

1.「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」の関連動画と作品概要

 

1)関連動画

 

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」予告編

 

 

 

2)作品概要

 

作品名:「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(Les traducteurs )

 

2019年フランス・ベルギー合作映画

監督:レジス・ロワンサル

出演:ランベール・ウイルソン
オルガ・キュリレンコ
シセ・バベット・クヌッセン
サラ・ジロドー

 

 

本作は「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウン原作の小説である「インフェルノ」出版の際に、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が著者ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースにしているそうなんです。

全世界が待望する小説「デダリュス」の翻訳のために各国から翻訳家が集められ、違法流出を防ぐために地下の要塞のような部屋に隔離される、というストーリーです。

 

 

2.スチールブックは収集してみたくなる

 

 

 

 

1)収集癖

 

子どもの頃から収集癖があったんです。

 

誰にでも多かれ少なかれ、そのような収集癖といったものはあるんじゃないかとは思うのですが、かといって、あまり他の方が収集しているものをわざわざ見たような覚えもありません。

 

私の場合、まずは、切手収集ですね。

小学生くらいの頃に熱中しました。
当時、「見返り美人」とか「写楽」とか有名なものがありましたが高価で子どもには手が届かず、お小遣いの範囲内でコツコツと買い集めていました。

綺麗なファイルブックにちょっとのしわや傷もつかないようピンセットで収めて、それを眺めるだけのことなんですが、それでも整然と並べられた切手たちを飽きずに眺めて楽しんだものです。

 

それから漫画コミック。

こちらは弟と二人でせっせと買い集めました。

「あしたのジョー」全20巻

「カムイ伝」全21巻

「男おいどん」全9巻

「空手バカ一代」全29巻

といった調子です。

 

「巨人の星」「ゴルゴ13」などは途中で挫折してしまいましたが、好きでしたねー

 

本(小説)も小中学生の頃からよく読んでたので数は相当あったでしょうが、引っ越し等をするたびにすべて捨ててきました。

なんせ引っ越しの際に一番、荷物になるのが本ですからね。

段ボール箱一杯になった本なんて、何箱も運んでたらぎっくり腰になりかねません。

 

でも今、思えば勿体ないことしたなぁ、とちょっと後悔の念も。

 

日本文学全集とか世界文学全集といった類も幼少の頃から身近にありました。

先日、実家から保存状態のいい何冊かだけは持ち帰りましたが、多くはかなり傷んでしまったり虫に食われたりしてましたから、こちらも誠に勿体ないですよね。

 

 

2)映画パンフレット

 

自分のお金で映画を観に行くようになったのは中学生くらいからでしょうか。

 

当時は映画館で観るか、テレビで再放送されるのを待つかしかありませんでしたので、映画を観るということ自体、とても貴重なイベント・体験だったと思います。

 

そこで映画館で映画を鑑賞したら、必ずパンフレットは買っていました。

それとチケット半券も持ち帰り、映画ノートを付けてと、とても真面目な映画少年でしたね。

 

映画ポスターも結構、買いましたよ。

高校生の頃に、父親が自宅車庫の上に勉強部屋を建ててくれたのですが、その部屋の壁は映画ポスターで埋まっていましたね。

 

何でもそうなんでしょうけど、ずらっと並んだコレクションを眺めているのがいいのでしょうね。

 

だから何?とかいうのではなくて。

 

何なんでしょうね、こういうのって。

ぼーっと眺めているだけでいい、それだけで気分いい、ってことなんでしょうね、きっと。

 

 

3)スチールブック

 

今や映画も配信で観られるし、DVD、Blu-rayと視聴方法は多岐に亘っており、いつでも好きな時に観られるという状況です。

 

でもDVDなどもレンタルではなく、やはりお気に入りの映画は自己所有したいという気になるのが自然ですよね。

 

自己所有するとなると、やっぱりずらっと棚に並べて自分だけのコレクションを作りたいもの。

 

そこにこんな綺麗な、凝った、スチールブックなるものが登場してきたら、そりゃ欲しくなりますよ。

 

自分ひとり眺めて満足。

少しづつ増えていって、気がついたら・・・「ワーオ!!」 という世界。

いや憧れます。

 

 

4)映画コレクション

 

本作で一番しびれたセリフがこちら。

 

「ここには観るのに一生かかる映画コレクションがあります。」

 

本作で、9人の翻訳家たちは地下の要塞のような施設に隔離・監禁されるわけです。

でもその寝室は広く、バスルーム付きで、トレーニングジムもあり、食事もアルコールも提供されます。

数名、ソファで映画を観ているらしきシーンもありますがホントに羨ましい。

 

いいですよね、毎日決まった時間だけ自分の専門の翻訳の仕事をして(日曜は休みでした)、ジムで体を鍛え、毎晩、美味しい食事にワイン、好きな映画を観て、という日々。

 

いいじゃないですかぁ~

図書も豊富なようだし。

 

「こんなんだったら監禁されてもいいぞ!」と思わず唸ってしまいましたよ。

 

 

本作はしかし、意外な方向へ突き進んでいきます。

このあたりはびっくり。

そして意外なラストへ・・・・

 

ラストへ向けての終盤の展開については好き嫌いが分かれるかもしれませんね。

 

でも着想が面白くて見応えのある作品でした。

 

 

3.あとがき

 

翻訳家の一人を演じるオルガ・キュリレンコ。

「007 慰めの報酬」「オブリビオン」「その女諜報員アレックス」などで印象強いです。

 

彼女、ウクライナ語、ロシア語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語の6か国語を喋るんですね。

途中、彼らを監禁している出版社社長が理解できないよう、あえてスペイン語で皆で会話するシーンがありますが、彼女などは地でいったのでしょうね。

 

またシセ・バベット・クヌッセンがデンマーク語の翻訳家役で出てました。
「インフェルノ」(2016)でWHOの人間を演じて印象に残っています。

彼女はデンマーク出身です、ということは、今回は9か国から役者が集められたのでしょうか。

 

ギリシャの翻訳家はギリシャっぽく、またドイツ女性はドイツっぽい雰囲気で、各国それぞれ異なる雰囲気を醸し出していて、そういったあたりも楽しめましたよ。

 

そして出版社社長の助手を演じている、サラ・ジロドー。

何度か観た顔だなあとは思っていたのですが、彼女についての資料はほとんどありません。

1985年生まれのフランス出身の女優さんです。

本作でも重要な役回りを演じています。

気になりますね・・・

 

 

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